2008年8月31日日曜日

エコハウス

初めてタイトル通りの話題(^^;

最近住宅環境で利用できるECO関連の選択肢が増えてきましたね。

一番判りやすいのは技術進歩による家電の省エネ化。

熱に関してはエネルギー効率を追求するとヒートポンプ式が最も優れているそうで、エアコンはもとより湯沸かし器(エコキュート)や洗濯乾燥機にも利用が拡大してますね。

ガス会社や石油会社の取り組みとしては潜熱回収型の湯沸かし器(エコジョーズ)や、家庭用コジェネレーションシステムに、近い将来の普及に期待が集まる燃料電池システム。

但し、これらは電気なりガスなり石油なりの人工的なエネルギー源の供給ありきで、そのエネルギーを如何に有効活用するかといった効率を追求しているに過ぎません。

究極のエコハウスはエネルギーの自給自足が出来る家じゃないかと思うのです。

自給自足といっても、当然どこかからエネルギーの供給を受ける必要がありますが、それが太陽光・熱であったり、風であったり、地熱といった自然エネルギーであることが条件となります。

最も期待できるのが太陽光発電ですが、夜間はやはり電力会社から電気を購入しなければなりません。

日中に発電した電気を高性能バッテリーに蓄電し、夜間や曇りの日にそれを利用するサイクルが確立できれば家単位でのエネルギー自給自足が現実的になりますね。

これについてはシャープがエリーパワーと共同で開発を進めているプロジェクトに期待を寄せてます。
将来はこうしたシステムが主流になると思われますが、セルの更なる発電効率向上とバッテリーの高性能化が待たれます。

現実問題としては消費するエネルギーを出来るだけ抑え、自然エネルギーと人工エネルギーとを上手くバランスして供給を受けるというのが最も賢い方法で、そのためには屋根にソーラーパネルを載っけてエコキュートを導入してオール電化住宅にするのが手っ取り早いですね。

来年から政府の助成金も復活するようですし、ソーラーパネル普及に拍車が掛かるのでは無いでしょうか?

僕がそうしないのは、将来のエネルギーの選択肢を確保しておきたいから。

燃料電池システムが普及価格帯に入った場合は、恐らくは天然ガスから水素を取り出すことになると思われるのでガスを残してます。

エコキュートを導入しないのは、湯沸しなら太陽熱という選択肢もあるしコジェネや燃料電池の廃熱利用も可能だから敢えて電気でお湯を沸かさなくてもね。

屁理屈ばかり並べてますがもう少し見極める時間が必要かなと思ってます。

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