少し前になりますが、ウッドマン倶楽部の行事で有志を募って2日がかりで炭焼窯の屋根の架け替え工事をしました。
僕は初日しか出られませんでしたが、解体から棟上、片側のトタンを葺くまでを手伝いました。
先ず現行の藁葺屋根を解体し、骨組みになったところ。
タールがべったり固着してて思うように捗りません。意外と時間がかかってしまいました。
基礎に柱を建て、梁を乗せます。
材木は工務店を経営するメンバーさんがプレカットしてくれてたので指示通りに組み上げていくだけと思ってましたが、収まりが悪いところなんかもあって現場で微妙な修正が常に発生するもんなんですね。
骨組みが組み上がりました。
伝統の軸組み工法です。
雪深い土地なので、屋根の勾配を急にしなければなりません。
垂木を取り付けると建物らしくなってきました。
ここまでは僕のようなシロートでも見様見真似で何とか手伝いができます。
基本的にボルトを締めたり釘を打ったりの繰り返しですが、要となる水平出しや木材同士の合わせ作業は職人さん主導で作業して頂きます。
ガルバリウムの波板を釘で取り付けます。
この日はここまで。
翌日もう片側の屋根を葺き、壁を取り付け(たのかな?)て完了。
これから自分の土地に小屋を建てようとしている僕には全ての作業が勉強になり、建築の大変さと楽しさを味わう事が出来ました。
広葉樹のオーナーさんは多くの方が小屋を建ててますが、建てるプロセスが最も面白いと語ります。
この日も皆楽しそうに作業してました。まるで子供が秘密基地を造るかのように。
僕はログキットを買ってささっと建てようと思ってましたが、なるほど、そのプロセスを楽しむことを少し理解出来たような気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿